Work

  1. Work

国土交通省・防衛省が発注する発注者支援業務のうちおもに積算技術業務を受注しています。
積算技術業務は発注者が行う公共工事発注の積算を支援し、
発注者が円滑かつ的確に工事発注できるよう設計書作成に必要となる資料等の作成を行います。

公共工事発注の積算とは

公共工事発注の積算とは、設計図書等(設計図、仕様書等)と現場の自然的条件や社会的条件に基づいた施工計画を立案し、設計図書等に示される工事目的物を完成させるために必要な費用の総額を算定します。
公共工事の積算は、国民の信用に応えるべく長期的かつ総合的に経済性に富み、優れた品質を保持する必要があります。言い換えれば、税金を支出してよいという金額を一定の仕様に基づいて決定することが求められます。

公共工事執行の流れ
公共工事とは

国および地方自治体によって公益的な目的を果たすために行われる施設の建設工事(インフラ整備)であり、いわゆる公共のモノづくり(道路・河川・砂防・港湾・空港などの施設)です。

発注者支援業務とは

発注機関の工事発注にともない発生する工事積算などの業務について、発注者の立場に立って業務の支援を行うものであり、積算技術業務・工事監督支援業務・技術審査業務などがあります。

施工計画の立案とは

事前の調査等により把握された自然的条件、社会的条件を考慮しつつ、工区の設定、施工手順、安全対策などの検討を行うものです。工事に必要な費用を算定するための裏づけとして立案されるものであり、工事の実施計画とは異なり標準的な施工方法、機械、人員編成、および仮設備を採用することを前提に立案します。

請負工事費の算定とは

施工計画に基づき施工を行うために必要な資材、機械等の所要量や必要な工期の把握およびこれに基づく工事費の算定です。

株式会社アキュラ

私たちの積算とは

実際に私たちが携わっている公共工事積算の具体的な内容は以下のとおりとなります。

1. 工事内容の打合せ

発注する予定工事について発注者と打合せを行い、工事箇所や工事内容・発注金額・工期などを把握します。

2. 設計成果の確認・精査

発注工事の設計成果(図面、数量、報告書)を確認し、図面・数量計算書の整合性や設計基準との整合、数量計算書の数量チェックなどを行います。不明な点や疑義事項を抽出し、設計コンサルタントへ発注者を通して確認を行います。

3. 積算に必要な現地調査

現地を確認し図面との整合性や施工ヤードの確保状況、工事用車両の進入など積算に必要な現地調査を行います。また、工事に支障となる物件や制約なども確認し施工条件として整理します。

4. 積算システムへのデータ入力(工事費の算定)

設計成果(図面、数量、報告書)を基に積算基準書などの基準類を確認しながら積算システムへデータ入力を行い、工事費を算定します。積算システムの入力に伴い契約図書となる工事数量総括表も作成されます。

5. 施工計画の検討および積算資料の作成

設計成果と現地調査結果を基に施工計画の検討を行い、積算システムへ入力するために必要な根拠資料を作成します。具体的には、土量配分や交通管理工・仮設備計画・材料単価根拠などがあります。

6. 工事発注図面の作成

設計成果(図面)を基に契約図書となる工事発注図面を作成します。工事発注図面は工事施工範囲や工事内容,施工量が明確となるよう作成する必要があります。

7. 特記仕様書の作成

契約図書である特記仕様書とはいわゆる工事の説明書的なものとなります。工事数量総括表や図面では明示出来ない施工条件や現場制約などを明示します。

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